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マグネシウムの効果 マグネシウムと傷病の関係

血管を柔らかくし血行を改善させる!寒い季節の辛い冷え性にマグネシウム

最終更新日時 : 2025.05.12

病気の予防や、ダイエットの分野で活躍するマグネシウム。それだけでなく、マグネシウムには冷え性対策などでも役に立っています。

ここでは冷え性になる理由や、マグネシウムを摂ることでどのような変化が現れるのか、マグネシウムを効率的に取り入れる方法などを解説していきますので、冷え性に悩まれている方には是非読んで頂きたいです。

第一章、 冷え性のメカニズム:なぜ血行が悪くなるのか?


皆様、手足の末端が冷え始めてから体の冷たさが痛く感じて物事に集中出来なくなった経験はありませんか?
それには栄養の偏りがあって熱エネルギーが十分に吸収されず腸の働きが悪い場合と、運動不足で筋肉から熱を発生させる事が出来ず体内の熱が不足して行き渡らない場合があります。

筋肉量が多いほど熱も発生させやすく冷え性になりにくいので、運動する量を増やして筋肉量をUPし、筋肉不足や脂肪を解消する事が大切になってきます。
また太るのが怖くてついつい少食になってしまう方は腸の運動量を上げるために食べる量を増やし、偏食の方は栄養バランスの良い食事を摂るよう意識してみましょう。

少食の方は「食べる量を増やしたら太ってしまうじゃない」と思われた方も少なくないでしょうが、むしろ適度な量を食べる事で腸の動きは活発になり、熱エネルギーを作り出して不要なものは体外に排出され、体は温まるという良い循環になりますので、適度な食事と運動が大事だという事を忘れないように生活習慣を変えてみましょう。

1、 血行不良が冷え性に与える影響

冷え性によって体温が下がり、体温が下がると血行不良が起き、体に必要な養分が十分に行き届かず、様々な病気や老化を引き起こしてしまいます。
特に冷え性は女性に多いと言われます。その理由として、一般的に男性と比べて女性は熱の運搬を助ける筋肉量が少ないというのと、更年期やストレス、生理によって女性ホルモンの分泌が乱れて血行不良が起きるのが原因です。

熱を運ぶ血管が正常に働かないと、手足やお尻などの末端の血流が上手くいかず、痛みや痺れを感じるようになります。更には栄養が全身の細胞に届かなくなる事によって代謝は悪くなり、代謝が悪くなれば体も老化して女性の大敵である月経不順などの生殖器系の異常や肌荒れなどのトラブルにもなるので注意が必要です。
また、自律神経系に問題がある場合も冷え性が出やすくなります。自律神経の調子が狂うことで血管の伸縮が上手く出来ず、熱の運搬が十分に出来ません。そうなると血流が悪くなって熱エネルギーが伝わらず冷えにつながります。

忙しい方は夜更かししてしまったり、食事を抜きがちになってしまい自律神経が狂いやすくなりますが、忙しい時こそ夜遅くまで色々考えこまず、毎日しっかり睡眠と栄養を摂り、運動する時間を確保するように無理のない計画を考えていく必要があります。

仕事や勉強、子育て・家事を一生懸命頑張ったとしても、それを理由に生活習慣を正しく見直す事を怠けてしまったら末端の冷えから来る痛みが気になって十分に睡眠をとることが出来ず、次の日疲労感が抜けないと無気力な状態が続いてしまい、反って効率の悪い悪循環な日々を送る事になってしまいます。
男性でも低血圧で貧血気味の方は冷え性になりやすいと言われておりますので、油断は出来ません。

2、 冬季に特に悪化する原因とは

結論として寒さが原因になります。気温が低くなる事で体の中心部分を冷やさないように体が働き出し、血液の流れを中心部に集中させます。寒さで筋肉は硬直して血管が収縮し、血流が滞ります。そうなるとむくみや疲労感が現れ、熱エネルギーが循環していない末端部分は温まりにくく冷えに敏感になります。
冷え対策として、温かいお風呂に長く入れば冷え性も改善されると思い込んでいる方が多いですが、ただお風呂に入るだけでは抜本的な解決にはなりません。

お風呂に入ったら湯船の中で、凝っている部分やふくらはぎを揉んでみましょう。筋肉の凝りは血管を圧迫している血流不良の原因の一つでありますので、筋肉の緊張をほぐすことで血流は改善されます。
またふくらはぎは下半身から上半身に血流を押し返す中心の部分です。ふくらはぎを揉む事で血流の改善をされますので、寒い日は特にふくらはぎマッサージをする事をおすすめします。
二つ目の思い込みとして、寒い日は暖房を高い温度に設定すれば大丈夫と考えてしまう方も多いでしょう。

暖房を高い温度に設定する事は、外気との激しい寒暖差によって自律神経が乱れてしまい、反って冷え性を悪化させてしまいますので、体に負担掛けない程度の温度に設定する事が大切です。

第二章、 マグネシウムの役割:血管を柔らかく保つ重要な栄養素

マグネシウムはカルシウム程イメージが簡単に浮かぶ物質では無いですが、血管を拡張して血行を良くしたり筋肉の収縮を正常化させ、様々な状況で体に良い影響を与える必要不可欠な栄養素です。

そのマグネシウムは、冷え性対策でも活躍しています。冷え性対策という点ではどんな働きをするのか、第二章で解説していきます。

1、 血管拡張作用と血行促進効果

マグネシウムには血管を拡げる働きと、血の流れを良くする働きがあります。

仕組みとしては、血管平滑筋を緩め、血管が広がる事で血液が流れやすくなります。

血液は様々な栄養分や熱エネルギーを運搬しているので、拡張される血管の範囲が広まれば冷え性なども緩和されます。更にストレスを受けた時に分泌されるノルアドレナリンを抑制して神経伝達の調整もしてくれるので、筋肉や気持ちの緊張がほぐれてリラックスできる効果もあります。
また血管を狭くしてしまう余分なカルシウムの排出を促進させる働きもあるので、高血圧になる事を防ぎます。

長期的に考えると、心臓病や脳梗塞など多岐にわたる病気を防止する事になるので、日頃からマグネシウムを摂ることを習慣化すればストレスが溜まりにくい日常生活を送る事もできて、健康寿命が長くなるなど良い事がいっぱいです。

2、マグネシウム不足が冷え性を悪化させる理由

寒さによって全身の筋肉が硬直するとコリによって血管が圧迫し、血流が滞ってしまいます。

血流が悪くなれば新しい栄養を運ぶ血流が全身に届かなくなり、栄養を吸収出来なくなった筋肉は基礎代謝を低下させてしまいます。そうなると全身が冷えて行き、最も栄養分が届きにくい末端は冷えをより感じやすくなります。
冷えは全身に栄養が行き届いていないという体からのSOSのサインですので、「いつもの事」と思って放置する事は絶対にしないで下さい。

放置すると血流はもっと悪化し下痢気味になったり、肥満になる原因の便秘にもなります。更に頭痛・腰痛・肩こりの慢性化や、膀胱炎、肌荒れなどの皮膚の老化、女性ならPMSや月経不順など婦人科系の病気の引き金になってしまいます。

第三章、 お風呂にマグネシウムを入れるメリットや活用法

最近ではマグネシウムの入浴剤を通販でよく見かけるようになりました。

知らない人からすると「なんだこれ?」と思ってしまいますが、現代の国民病はマグネシウム不足が起因している事も多いので、マグネシウムの効能があまり認知されていないというのはとても残念な事です。
マグネシウムは食物から摂るだけでなく、入浴から摂る事でも沢山のメリットがあります。

体には勿論の事、水道水に含まれる塩素を除去したり、除菌や消臭効果もあるので浴槽も綺麗になります。使い終わった浴槽の湯は洗濯に使用すれば、汚れた服にも同様の効果が期待できるので、清潔さを保つにも良い効能があります。
それでは、第三章ではお風呂にマグネシウムを入れると体にどのような効果が得られるのか解説していきます。

1、 入浴による血行促進の仕組みと効果

マグネシウムをより効率的に体に取り入れる方法として、入浴という手段もあります。
マグネシウムが浴槽に溶け込むまで約30分かかるというデメリットもありますが、皮膚からもマグネシウムを取り入れることで静水圧作用が出てむくみが解消されます。
血行促進や代謝の向上の作用があるため筋肉の緊張がほぐれて疲労回復し、便秘の解消や脂肪の燃焼をサポートします。

ダイエットされている方はきつい痩せ方をするより、マグネシウムを口や皮膚から取り入れて緩やかに痩せていった方が健康的なダイエットが出来ます。
身体にも良い変化が出ますが、神経伝達物質の調整も行う効能もあり、ストレスの緩和で良質な睡眠へと導いてくれる効果もあります。

2、マグネシウムによる美肌効果

マグネシウムは体内の健康面だけではなく、肌や髪の健康維持など美容面でもサポートをしてくれます。

そんな都合の良い話があるの?と疑問を持った方に納得して貰う為にこちらではマグネシウムがもたらす美容効果について解説していきます。
マグネシウムには肌のpHバランスを整える上に、セラミドが作られる事により保湿効果ができ肌荒れや乾燥を防ぎます。ですので、敏感肌の人や赤ちゃんでも皮膚に強い刺激を受けずに安心して入浴する事が出来ます。
ちなみにセラミドというのは角層細胞の間にある脂質の事で、この脂質には水分をたっぷり含んでいます。

水分や脂分で満たされた角質層はウイルスや菌、紫外線など肌や体の敵からの刺激をバリアします。さらに皮膚内の潤いが放出されないように防ぐバリア機能が働くようになります。
実際にマグネシウム入浴を続けたアトピー性皮膚炎患者の5割に皮膚の炎症改善が見られたという報告もあり、マグネシウムはアトピーの改善にも役立つと期待されています。
髪の毛に関しては傷んだ部分を修復し、頭皮の血流を良くする事で健康状態を保ち髪の成長を促進させます。それによってサラサラで艶のある髪へと変わっていきます。

髪を染めすぎて傷んでしまった方には是非マグネシウムを摂り続けて、効果を実感して貰いたいものです。

マグネシウムがもたらす健康メリット

まとめ
マグネシウムが健康面、メンタル面、美容面とあらゆるものに良いと考えると、今日からでもマグネシウム生活を始めるに越したことはありません。

マグネシウムの摂り方は食べ物や入浴剤だけでなく、リキッドやジェルなどといったマグネシウム製品を取り入れることで手軽に摂取することができます。

特におすすめなのが、高濃度マグネシウムのシリーズです。こちらは天然濃縮マグネシウムを使用しているので、手っ取り早く一日分のマグネシウム摂取量を摂ることができます。

マグネシウムの入った食材を探して毎日献立を考えては大変ですし、カプセルや錠剤を飲むのが苦手な方もリキッドタイプですと食品や飲料に数滴入れて混ぜるだけで、簡単にマグネシウムを摂ることが出来ます。

また肩こり、冷え性にお悩みであれば高濃度マグネシウムのジェルタイプがおすすめです。こちらは疲れた部分にジェルを塗るだけで、すぐに浸透して筋肉の緊張を緩める即効性があります。お風呂の後や寝る前に塗るだけ。ぐっすり睡眠をとり、朝すっきり目覚めたいという方には是非試して貰いたいです。

皆様もこの機会に体質改善と若さを保つ、マグネシウムを是非生活に取り入れてみて下さい。

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