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RESEARCH

食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連

食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連

最終更新日時 : 2024.07.23

-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-

食事からのマグネシウム摂取と虚血性心疾患の発症リスクを調べた、アジアで 初めての研究です。

国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)は、日本 人でのがん・心筋梗塞・脳卒中など成人病の発症と、食習慣・運動・喫煙・飲酒など生活習慣との 関係を調査し、生活習慣の改善により、これら疾病の発症を防ぐことを目的とした「多目的コホート に基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究(多目的コホー ト研究:JPHC Study)」(主任研究者 津金昌一郎 国立がん研究センター 社会と健康研究センター長)を行っています。

多目的コホート研究は、全国 11 保健所や国立循環器病研究センター、大 学、研究機関、医療機関などとの共同研究で実施され、これまでに多数の調査結果を公表しています。マグネシウムの欠乏は、血圧上昇や動脈硬化など、複数の虚血性心疾患リスクと関連するため、これらのことがマグネシウム摂取による循環器疾患の予防効果として考えられます。今後は、介入研究などによる検証が期待されます。

今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。

食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連 -多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-  

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