緑内障にはマグネシウムが必要かもしれない
最終更新日時 : 2025.01.08
緑内障とは、本来眼圧が高くなることによって、視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気を指します。
臨床研究は少ないサンプルでしかありませんが、ある研究では緑内障の10人の患者にマグネシウムを4週間投与し、視野と末梢血流の両方が改善されました。別の研究では、15人の正常眼圧緑内障の患者にマグネシウムを1か月間投与し、血流パラメータの有意な変化は認められませんでしたが、視野が改善していました。
マグネシウムを補充するようになり、目薬ではあまり下がらなかった眼圧が、大きく低下した人もいます。多くの人はマグネシウムが不足していることを考えると、腎機能が問題ないのであればマグネシウムを使わない手はないでしょう。