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RESEARCH

2型糖尿病患者に対するマグネシウム補充の臨床的有用性

2型糖尿病患者に対するマグネシウム補充の臨床的有用性

最終更新日時 : 2024.10.29

2型糖尿病の基本病態はインスリン抵抗性(インスリン感受性の低下)とインスリン分泌不全の要素からなり、この両者の病態のアンバランスがインスリンの作用不足を引き起こし、耐糖能異常を来たします、2型糖尿病の発症には食生活の半欧米化に加えて、過食、運動不足、ストレスなど日常生活とも大きく関わっていることが従来から知られています。

インスリンの分泌とインスリン抵抗性の発現機序にマグネシウム(Mg)が重要な役割を有していることが示唆されていることに注目し、糖尿病の発症にマグネシウム不足が関与するとの仮説を立てて、インスリン感受性に及ぼすマグネシウム補充効果を臨床的に検討しています。

軽症2型糖尿病を対象にした天然濃縮マグネシウム液(MAG21)による1ヶ月のマグネシウム補充(300mg/日)は有意にインスリン抵抗性を改善しました。

血清脂質において、中性脂肪は高い症例ほどMAG21飲用により著明に低下し、高血圧合併症例では有意に降圧効果が示されました。 軽症2型糖尿病に対するMAG21によるマグネシウム補充療法の臨床的有用性が示されたといえることから、マグネシウム補充の重要性より多くの方に認知していただく事を切に願います。

2型糖尿病患者に対するマグネシウム補充の臨床的有用性  

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